指導対局自戦記
 駒落ちならプロにも勝てる!   はずなんだけどなぁ・・・

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第百七十四局 渡部愛3級戦

必勝の将棋を大逆転負けして、らぶ先生には六連敗となってしまいました。
感想戦を終え、打ちひしがれて奈津子先生に敗戦の報告。
「愛ちゃんに意地悪されて負けました~。」
「意地悪なんてしてないですよぉ。」と、らぶ先生。
「最近、愛ちゃんは強くなっているから。勝つのは中々大変でしょう。」と、奈津子先生。
指導対局の予約はこの二局だけしかしていません。
ガックリ肩を落として帰ろうとしたのですが、奈津子先生に「この後の予約はいっぱいですか?もし入れるのならもう一局教わりたいんですけど。」と尋ねてみました。
「大丈夫ですよ。どうしてもサインを貰って帰りたいんですね。」と、奈津子先生。
予約は埋まっていなかったようで、再度のおかわり対局に臨むことになりました。
一旦外へ出て一服。
今度こそとの思いを胸に秘め、サロンへ戻りました。

6
「ではもう一局サイン勝負をお願いします。」と言って席に着きました。
らぶ先生は何だか申し訳なさそうな表情をしています。
緩めてわざと負けるなどという事は無いと思いますが、ちょっと気になったので、「緩めなくていいですからね。今日勝ってサインを貰っちゃうと、暫く愛ちゃんの日のサロンへは来なくなっちゃうかもしれませんから。」
らぶ先生は「わかりました。じゃぁ本気で行きましょう。」と言ってニッコリ。
二局目の途中でお客さんが増えて、テーブルを一つ増やし、指導対局は五面指しとなっていました。

それでは見てください。







く~っ、また負けた~!
途中は下手も指せていたと思うのですが…。
後の進行を考えると、やはりどこかで▲2四歩を入れておきたかったですね。
38手目なら▲2四歩が入りましたか。
42手目の▲4六歩は飛車先を重くするので感触は良くなかったのですが、上手を急がせる結果になったので、悪い手ではなかったのかもしれませんね。
結果、47手目の局面は上手が無理をしているようで、何か下手が良くなる手がありそうですが、どうでしょう。
49手目は▲4三銀成△2二角▲2四歩と進めれば△4七歩に▲2八飛と回って2筋突破出来ましたか。
56手目の▲2四歩が全く意味の無い手になってしまったのが痛かったです。
56手目は▲5四銀だったらどうでしょう。
△3四銀なら▲4五銀△同銀▲4三金△2二角に▲2四歩なら△3六歩でも▲2三歩成で勝負。
本譜は▲2四歩△3六歩に▲2三歩成としても何の当たりにもならないので、△3六歩成からの攻めの方が厳しそうです。
66手目に▲5五角としておけば、まだ下手が指せていましたかね。
76手目は冷静に▲7七角として△8八銀を打たせずに、▲7九玉としてから▲4四角左を狙えば本譜よりは良かったですね。
79手目に△8八銀と打たれては、もう下手に勝ちはなさそうですか。
棋譜コメントに▲7九銀と受けに回る手を書きましたが、それは△5七金から詰みですね。

将棋ばかになった一日は全敗という散々な結果に終わりました。
しかし、同じ日に女流3級二人と指導対局を指せました。
女流3級が複数存在するという事は稀なので、この体験をした将棋ファンは多分私だけなのではないでしょうか。

わたしが飛車落ちで癒した女流棋士は、次の対局にほとんど勝っています。
この日癒した春香先生は、2週間後にマイナビ女子オープンで予選突破をして女流2級に昇級しました。
らぶ先生も三局続けて癒したので、女流王位戦で三連勝して予選を突破し、みごと女流2級に昇級するでしょう。
らぶ先生、がんばってください。
女流3級のらぶ先生からサインを頂くことは出来ませんでした。
今度は女流2級のらぶ先生にサイン勝負を挑みに行きます。
らぶ先生、ありがとうございました。
またよろしくおねがいします。
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コメント
>Fujさん
コメントありがとうございます。

『今度は女流2級のらぶ先生にサイン勝負を挑みに行きます。』と言ってしまったので、早く指導を受けに行かなければならないですね。
このままの勢いで勝ち続けて、あっという間に女流1級に昇級するかもしれないので。
2013/10/26(土) 17:14 | URL | RAY #-[ 編集]
素晴らしい読み
今更ながら、最後の文章は見事に冴えた読みですね。この調子で読みを入れれば、終盤も無敵になるでしょう。終盤が冴えているNEW RAYさんに期待します。
2013/10/25(金) 00:22 | URL | Fuj #-[ 編集]
>Tさん
コメントありがとうございます。

引き角にした時には角筋を止めるために△3五歩~△3四銀とする上手はいますが、下手のこの形に対しての△3五歩は、言われてみれば確かに変な手なのかもしれません。

やはり▲4六銀からの攻めの形を目指した方が良かったですか。

3三銀型は角も桂も使えなくなるので、2筋に掛けた2手は十分仕事をしたと思います。
下手としては2・3筋の角桂銀金に触らずに左辺での戦いに出来るといいのですが…。
3三銀型に対する苦手意識によって、明確な攻めの構想が描けないのかもしれません。

2013/09/16(月) 21:01 | URL | RAY #-[ 編集]
攻めの構想について
少しコメントの補足をします。

▲4七金は違和感があるかもしれませんが
金を攻めに使うのは駒落ち上手側がよく使う手段です。
この場合は立場が逆ですが・・

この将棋の場合、上手の△3五歩に違和感を感じました。
玉頭位取りならよくある手段ですが
攻撃側陣地への位取りは駒落ちでも通常はあまりやらないでしょう。

この将棋で唯一、上手の疑問手では?と思えました。
相手が疑問手を指した時はそれを咎めに行かないと
逆に好手にさせる危険性があると私は考えています。

その意味での▲4七金でした。
△3五歩が無ければ▲4七金は指しづらい手です。

20手目の▲4六歩が、実は下手から攻めづらくさせていました。
2筋の歩を伸ばした本局では▲3六歩~▲4六銀の攻め筋が
次の▲3五歩を見せて自然に思えました。
△4五歩を気にされたようですが、
△4五歩には▲4六歩~▲4八飛の反撃があるので
突きづらい意味があります。

▲5七銀をどうしても攻めに使うなら
▲6八金寄~▲6六銀~▲5八飛の中央突破ぐらいでしょうか。
ただ、それだと▲2六歩~▲2五歩と2手掛けて
2筋の歩を伸ばした意味が薄れます。

本局の手順では下手が面白いと思える局面がありませんでした。

駒落ち将棋も例外でなく、
攻めの構想をどう描いて指すかが問われます。
2013/09/12(木) 12:56 | URL | T #BqfhpIYE[ 編集]
>Tさん
コメントありがとうございます。

やはり敗因は本気にさせた事ですね(笑)。

いやぁ、▲4七金は思い浮かびませんね。
▲4七金から▲3六歩は級位者には指しこなせそうもありません。
ここでは▲7七角から▲8八玉はチラッと考えたのですが…。
そうかぁ、形にとらわれずに金を攻めに使うんですか、なるほど。

その先はすでに紛れて、下手難局という感じですか。
2013/09/12(木) 00:25 | URL | RAY #-[ 編集]
手損は痛し
先生を本気にさせたのはマズかったでしょうか(笑)

棋譜将棋についてコメントさせて頂きます。

まず、気になったのは手損です。
▲4八飛→▲2八飛→▲4八飛、▲6六銀→▲5七銀→▲6六銀
合計4手損は実際かなり痛いと思います。
最初の▲4八飛で△3四銀を許し、
最初の▲6六銀で△4五歩からの仕掛けを許し、
上手ペースの流れになりました。
△3四銀も△4五歩も飛銀が動かなければやりづらい手でした。

26手目の局面。

第一のポイントはここでした。
ここで▲4八飛は感触が悪い手に思えました。
△3四銀に▲2四歩を実行するために、
飛車は2筋から動いてはいけませんでした。
私なら代わりに▲4七金と指して様子をみたいと思いました。
次の狙いは▲3六歩です。上手の△3五歩を直接咎める意味があります。
3筋の歩が切れれば桂馬の活用も見込めます。
飛角金桂で攻めて、▲5七銀はどちらかといえば受けに使いたいイメージです。

47手目の局面。

△5四金はいかにも上手らしい、したたかな手です。
△5五同歩の時点で、角はほぼ使えない状態です。
ならば、下手の銀打ちを誘い、銀角交換で手駒を増やそうという狙いでしょう。
同時に金を攻めに使う含みも残しています。
それに▲9七角に△6四歩の受けを用意しています。

48手目の局面。

先手陣は▲8八角が王様の逃げ道を塞いでいるので、
この▲3四銀あたりで、代わりに▲9七角と出てみたいところでした。

50手目の局面。

ここで▲4三銀成ならおそらく△2二角と逃げずに
△4七歩だったと予想します。
▲4三銀不成なら△5三金▲3四銀成に△4七歩でしょう。
▲2八飛には△3九銀があります。
この△4七歩の攻めが、43手目に△5五銀とぶつけた真の狙いです。
この辺では既に上手の攻めがツボに入りつつあります。

56手目の局面。

ここで▲2四歩に代わり▲5四銀はどうかですが、進行例は
△3三桂▲4五銀△同桂▲4三金△2二角▲2四歩△3九銀・・

最後の△3九銀が結構な痛打で上手が指せそうです。
飛車を渡すと王手で打たれる筋が痛すぎます。
なので▲9七角をどこかで指したかったです。

66手目の局面。

▲5四金に代わり、▲5五角でどうかですが
やはり△5七銀と打たれて下手がきつそうですね。
角で9七の地点まで睨まれてるのが痛いです。
▲5五角自体は王様の逃げ道を少し広げただけで
後手玉には迫れていませんし・・
もう終盤なので▲5五角のような手は、その手自体が相手玉に対し、
1手隙とか2手隙がかかるようでないといい手にはなりません。
やはり角はもっと早い段階で8八から移動するべきでした。
ここでは"時既に遅し"でしょう。
なので▲5四金で良かったと思います。
その理由は次で明らかにします。

72手目の局面。

▲3五角は△4四歩を受けられて不発でした。
▲5一角でも△6二銀ぐらいで手が続きそうにありません。
ここでは代わりに▲9七角と指したいところです。
この手が金取りの先手になるので、66手目は▲5四金で良かった訳です。
以下、△6四歩ぐらいでしょうが
そこで▲7九玉と早逃げすればもっと粘れたかもしれません。
但し、冷静に見れば上手が優勢でしょう。

76手目の局面。

確かに▲4四角左は、やりすぎでした。
その後の▲4三歩成が詰めろにならないので、
自陣に手を入れてくれる訳もなく、負けを早めた感じです。
ご指摘の通り、▲7七角の方が勝ったでしょうが、
恐らく△5七金と追撃されるのでしょう。
▲同角は△同とで、▲同玉は△3九角の王手飛車があります。
△5七金に▲7九玉でも△5八とで、下手が少しつらそうです。

80手目の局面。

▲4三歩成に代わり、▲7九銀で受かるかです。
まず、ご指摘の△5七金で詰みはないと思いますが・・?
しかし、以下▲同角△7九銀不成▲同玉△5七とと進むと
やはり上手が勝勢です。
下手は金銀4枚持っても上手玉に詰めろがかかりません。
逆に上手は次に△5五角が痛打です。

全体的にはやはり序盤の手損がマイナスでした。
41手目の△5六銀で1歩損して、上手に確実なポイントを上げられました。
42手目の▲4六歩は恐らく悪手だと思います。
歩切れで銀ばさみは無理筋でした。
上手の攻めを牽制する意味では、飛車先は通しておきたいところでした。
▲4六歩を打たなければ△5五銀は無かった訳です。
上手を攻め急がせたというよりは呼び込んだ感じです。

上手の手で印象的だったのは47手目の△5四金ですね。
肉を切らせて骨で断つ感じの手で、駒落ちを指し慣れてる感じがしました。
2013/09/10(火) 13:57 | URL | T #BqfhpIYE[ 編集]
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