指導対局自戦記
 駒落ちならプロにも勝てる!   はずなんだけどなぁ・・・

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第三回将棋合宿 IN わらび山荘 一日目

初めて『将棋合宿 IN わらび山荘』が行なわれたのは去年の10月30日・31日のことでした。
憧れの女流棋士、中井広恵女流六段と一泊二日で将棋三昧の至福の時を過ごせるなどとは、単なる一中井広恵ファンだったわたしは夢にも思っていませんでした。
合宿終了後「またやりたいですね。」との会話が交わされましたが、お忙しい中井先生が再び合宿を開く事は難しいだろうと感じていました。
なので、この時はこの夢のような企画の『第二回』が本当に行なわれるとは思えませんでした。
そんなわたしの予想は嬉しくもハズレ、『第二回将棋合宿 IN わらび山荘』は今年の4月22日から24日まで、なんと二泊三日にグレードアップして行なわれたのでした。
この合宿終了後には「年二回は大変でしょうから、せめて毎年、この合宿を続けられたらいいですね。」と言ったのですが、わたしの希望はまたしても嬉しく裏切られました。

これから合宿の模様をお伝えしようと思うのですが、一公さんが既に詳しく報告しています。
このブログの読者のほとんど、いや全ての方は『一公の将棋雑記』を読んでいる事と思います。
なので、今更文才の無いわたしの拙い文章を載せても二番煎じ感は否めません。
先日のジョナ研の席で「これから合宿の模様を書くんだけど、もう一公さんが書いているので、一公さんの文章を引用させてもらってもいいですか。」と訊ねて了解を得ました。
以下、一公さんの文章と合わせてご覧下さい。


『第1譜』

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11月4日・5日・6日の二泊三日で『第三回将棋合宿 IN わらび山荘』が開催されました。
場所はもうお馴染みとなった『信濃わらび山荘』
前回はJR川口駅に10時集合でしたが、今回は同じく川口駅に9時半集合。
前日夜は遠足前日の小学生のようになかなか寝付けませんでした。
11月4日7時起床。
仕事の日は5時半に起きているので、7時まで寝ていられると睡眠はたっぷり取った感じ。
朝食を取りシャワーを浴びて8時過ぎに家を出ました。
9時20分頃JR川口駅着。
駅前ロータリーの喫煙所にHONさんと不利飛車迷人さんを発見。
お二人と朝のご挨拶。
不利飛車迷人さんとは震災後初めて顔を会わせたので、被害についてなどのお話を聞き、無事に再会出来た事を喜び合いました。
集合時間の9時半になっても他のメンバーが現れません。
暫くして一公さん登場。
「鉄道マニアの一公さんが遅れるなんて珍しいなぁ。」
「いやいや、わたしが後れるはず無いじゃないですか。早く着いて、誰も居なかったから買い物ついでに初参加の人が迷っていないか、改札の辺りを見てきたんですよ。」
9時35分頃、わたしの携帯が鳴りました。
植山先生から「みんな揃っていますか?荷物の積み込みに手間取って、今出ました。」
植山先生のご自宅は川口駅まで10分程の距離なので、直に到着するでしょう。
暫くすると中井先生運転の車がロータリーに入ってきました。
降りてきた植山先生はダンディーにセンタークリースのソフトハットをかぶっています。
朝のご挨拶が済むと中井先生の車とHONさんの車に分乗して川口駅を後にしました。
わたしはメンバーの中では少数派となってしまった喫煙者です。
HONさんの車は禁煙車なので、タバコの吸える中井先生の車に乗せていただくことにしました。

川口駅から関越自動車高坂サービスエリアまでは、中井先生の運転で植山先生と一公さん、わたしの4人でのドライブ。

高坂サービスエリアからわらび山荘までは、ジャンケンの結果再び中井先生の車に乗車することになりました。
車内のメンバーは中井先生、植山先生、paraさん、わたしの4人です。
話題は当然の事ながら将棋が中心でしたが、この日植山先生がかぶっていた帽子を横浜で買った話や北海道の話など、話題は多岐にわたり、楽しい車中の旅でした。
そんな中、いきなり「あぁっ!」と叫ぶ中井先生。
「大盤を積み忘れた!」
「えっ?違う大盤を持っていくからって、わざわざ積んであった大盤を車から降ろしたのに、積まずにそのまま出てきちゃったのか。」
「どうしよう…。大盤がないんじゃ講座や解説が出来ない…。最強戦で解説するのが楽しみで、気合が入っていたのに。」
無い物はしょうがない。
無ければ無いで、無いなりに楽しめるでしょう。

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半年振りの信濃わらび山荘。

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第一回の合宿は去年とほぼ同じ時期でしたが、紅葉は終わっていて、落葉樹の葉っぱはなくなっていました。
気温は東京の真冬並みでしたからねぇ。
今回も寒い事を覚悟していたのですが、震えるほどの寒さではなかったので、丁度見頃の綺麗な紅葉が合宿隊を出迎えてくれました。


『第2譜』

到着するとすぐに荷物を運び込み、宿泊棟の準備を整えて、食堂を対局場に変身させます。

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到着が予定より多少遅れた事と大盤が無いので、ミニ講座は中止にしてペア将棋トーナメントから合宿プログラムの開始。
初日からの参加は先生3名を含め10名。
始めはペア5組を作ろうとしましたが、対局するのに一組余ってしまうので、ペア2組とトリオ2組の4組で変則ペア将棋となりました。

中井先生の「この中で居飛車党は?」の問いかけにわたしは手を上げました。
残るメンバーは振り飛車党ばかりだったので、手を上げたのはわたし一人。

9
結果わたしが中井先生とペアを組むことになりました!
将棋を始めて将棋雑誌を読むようになり、中井広恵ファンとなったわたし。
女流棋士との親睦将棋会では、何度か近くで中井先生をお見かけしましたが、畏れ多くて声を掛けることが出来なかったわたし。
そんなわたしが中井先生を独り占めして将棋を指せるなんて!
クリート・ボイヤーに守備を教わる。
ジミー・ペイジにギターを教わる。
ケニー・ロバーツにライディングを教わる。
タイガー・ウッズにショットを教わる。
わたしにとってはこれらに匹敵する出来事です。

ドキドキしながらの一回戦。
対戦相手は植山先生・不利飛車迷人さん・paraさんトリオ。
相手はアマ二人が振り飛車党なので当然対抗型に。
このメンバーではわたし一人が級位者レベル。
残念ながらわたしの疑問手連発で敗北。
三位決定戦は大野先生・HONさん・Wさんトリオと。
こちらもアマ二人が振り飛車党なので対抗型になりました。
終盤、中井先生は勝ちを読み切っていました。
しかしそれは23手詰め!
詰め将棋として出題されてもわたしには解けません。
まして実戦の流れの中でわたしにそんな長手数の詰みを発見できるはずも無く、またしてもわたしの悪手により敗北。
将棋ファンにとっては夢のような中井先生とのペア将棋は、勝つことが出来ずに終了。
結果はともかく、至福の時を堪能しました。


『第3譜』

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夕飯は食べきれないほど。
この後も将棋を指すので、ビールは乾杯の一杯だけで我慢。

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宿泊棟のラウンジにテーブルを並べて対局場に。
もう三度目なので、セッティングは手馴れたもの。
一公さんはここで風呂へ。
先生三人がそれぞれ二面指しで指導対局開始。

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わたしはWさんと一緒に中井先生の指導を受けることに。

それでは本合宿の指導対局一局目、中井先生との将棋を見てください。








わたしより一足早く終局したWさんの感想戦。
わたしは右四間を指さないので良くわかりませんが、上手が7二玉型だと下手の攻めは成功するところ、6二玉型で迎え撃つとすぐには潰されずに受けられるようなのです。
中井先生はWさんに攻め潰してもらおうと、わざと7二玉型で下手の攻めを待っていたようです。
しかしWさんは仕掛けのチャンスを見送ってしまったのでしょう。
「いつも6二玉型なので7二玉型の攻め方がよくわからなかったです。」とWさん。
中井先生が植山先生と大野先生に「飛車落ちは攻めの勉強なんだから、まず7二玉型を攻め潰して攻めを覚えてもらわなくちゃダメでしょう。」と叱り付けていました。
植山先生は「7二玉じゃやられちゃうからねぇ。」
「二人とも指導対局なのに負けるのが嫌なんだから。そうやって受け潰してばかりいるからWさんは手が延びなくなっちゃうんじゃないの。Wさんが7二玉型に三連勝するまで6二玉型は禁止!」と中井先生。

なるほど。中井先生は下手がうまく攻めてくれるのを期待しながらの指導なんですね。
下手がうまく指せたら褒めて伸ばすという事なのでしょう。
植山先生や大野先生の指導は、最善と思われる手を続けて、何度も負かしながら少しずつ下手に強くなってもらおうという指導方法なのでしょう。

さて、わたしの将棋ですが、これは中井先生が緩めてくれたのでしょう。
54手目の▲4一銀は銀のヒモ付きなので両取りというわけではありません。
なので55手目は△3三歩と飛車の直通を遮断されるのが嫌でした。
△4二金左は変に紛れを求めずに、『うまく攻めてみなさい』という中井先生の指導方針を表す一手だったのでしょう。

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風呂上りの一公さんも加わり、相手を変えての指導対局や生徒同士の対局が、いつ果てるとも無く続きます。

前回の合宿で時間ハンデの平手戦で、わたしは一公さんに勝ちました。
リベンジを企む一公さんから「指しましょう。」と声が掛かりました。
前回はわたしの持ち時間が15分、使い切ると30秒、一公さんは初手から20秒の秒読みでした。
今回はブログネタにするため棋譜を取る時間も考慮して、わたしの持ち時間は前回同様15分ですが、使い切ったあとは一手40秒、一公さんは持ち時間無く初手から20秒です。

それでは一公さんとの将棋を見てください。







対四間飛車には4五歩早仕掛けを多用しているので、▲3七桂と跳ねても▲1六歩と突かずに角交換になります。
その感覚で桂馬を跳ねてしまいましたが、自ら▲6六歩と角道を止めているので△1五角を警戒しなくてはいけませんでした。
返り討ちにしてやろうと意気込んでいたのですが、バッサリと切られてしまいました。

不利飛車迷人さんからこのハンデは面白そうだと対戦を申し込まれました。
わたしが15分・30秒、不利飛車迷人さんは初手から一手20秒で対局。
うまく指せてわたしの勝ち。
勝ち逃げしようと思ったら(苦笑)、不利飛車迷人さんがもう一局と言ってきました。
勝って気分を良くしていたので挑戦を受けました。
が、みごと返り討ちに遭ってしまいました。

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その後も対局を重ね、気が付くと2時を回っていました。
もう少し指したい気持ちもありましたが、まだ合宿は初日。
あと二日たっぷり将棋を楽しめます。
「いつもより30分ほど早いけど、今日はこのへんにしときますか。」
わたしの一言で一日目終了。
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コメント
>ぶりさん
VOLUMEⅡ のサンシャインは、イントロでジャックブルースが入りを間違えてずっこけるので、イマイチ印象が良くないんですよねぇ。
クラプトンのプレイは悪くないんですけどね。
それよりもVOLUMEⅡではハイダウェイが好きですね。
クリームを好きになったのもこの曲だったので、クラプトンにはこの位弾きまくって欲しいですね。

2011/11/29(火) 21:22 | URL | RAY #-[ 編集]
しつこいですが
僕もクラプトンは「クリーム」に尽きると思っています。
「裏」ブログに記事も書きましたが、「ライブ・クリームVol.Ⅱ」の "Sunshine of Your Love" が最高ですね。

将棋ブログなのに、申し訳ありません。

永世14級 ぶり
2011/11/24(木) 19:32 | URL | ぶりちゃん #EWjnz5Nk[ 編集]
レス
コメントありがとうございます。

>ぶりさん
野球、ロック、ロードレース、ゴルフの四つの釣り針を下げてみましたが、そこに喰い付いて来ましたか。
ジミー・ペイジのファンというよりレッド・ツェッペリンのファンですね。
ギタリストとしてのマイフェイバリットは
 1)ジミ・ヘンドリックス
 2)エリック・クラプトン
 3)スティーヴィー・レイ・ヴォーン
 4)ロイ・ブキャナン
 5)ゲーリー・ムーア
が、ベスト5ですね。
ジミー・ペイジはプロデューサー&コンポーザーとしての才能やライブパフォマンスを含めたミュージシャンとしてはジミ・ヘンドリックスの次に好きですが。
クラプトンはクリームでのプレイは大好きですが、その後はギタリストというよりシンガーとなってしまったのが残念。
まぁ、クリームはリードペースとリードドラム、リードギターというトリオなので、バンドとしてハーモニーを奏でるということは少なく、クラプトンはそれが不満だったのでしょう。
でもわたしはクリームのあの緊張感溢れるプレイが好きですね。
クラプトンは9回観ていますが、悪くは無いけれどもやはり満足できません。
ペイジは一度だけしか観ていませんが、かなり良かったですね。
上に挙げた5人の中ではジミだけ観る事が出来ませんでした。
ジミが天に召された時、わたしはまだ7才だったので当然ですが…。
生でジミを観てみたかったですね。

流石にケニーの餌に食いつく人はいませんか…。
フレディーとの一騎打ちとなった’83の最終戦。
最終ラップまでペースを押さえていたケニー。
エディー・ローソンが追いつくことは無いと悟ったケニーは、チャンピオンを諦めてスパートを掛けスペンサーを置き去りにして走り去っていく…。
その寂しげな後姿に涙した人は、ここの読者にはいないんだろうなぁ…。

>さわやか風太郎さん
ビールは一本ではなく一杯です。
今はすっかり弱くなって、一本のんだらほろ酔いのいい気持ちになります。
18才の時が一番強かったですね。
ただ眠る為に、睡眠薬代わりにダルマをストレートで煽っていました。
当然内緒の話ですよ(笑)。
さわやか風太郎さんは飲ませてもハンデにならないのですか…。
一度ご一緒したいと思いましたが、弱くならないのでは飲ませるだけ損なので近付かないことにしよう…(笑)。

>一公さん
6八からですか。
そうすると金を一枚余計に使わせる事が出来たんですね。
まだ勝ちが残っていたとは…。
形で5八に打って受けましたが、6八に打つ手もあるということは勉強になりました。
再戦を楽しみにしています。
2011/11/24(木) 17:34 | URL | RAY #-[ 編集]
▲7八金
私との将棋、69手目▲6八金では▲7八金と打たれるほうがイヤでした。以下△6八金▲同金△5七桂▲7九玉△6九金▲同金△同桂成▲8八玉△7九角▲9八玉△7八銀成▲8八金、で先手勝ちだと思います。後手玉はナナメの駒が入ると詰んでしまうのが痛い。
その前、後手は△3二金を簡単に取らせたのがマズかった。△4三金とか逃げるべきでした。

24日補足:すみません、変化▲8八金の局面は、△同成銀▲同角△同角成▲同玉△6六角で、先手玉は詰みでした。
2011/11/23(水) 22:13 | URL | 一公 #udg4x/Zk[ 編集]
ビール
ご免、今はビールをたらふくそして浴びるほど飲んでしまった直後なので、棋譜についてはコメントを控えます。
しかし、よく夕食でビールを1本に抑えられますね。私なら多分1500mlから2000mlを頂いていました。
将棋を指す分には殆んど影響はありません。
マア、飲んでも飲まなくても私は弱いことに変わりありませんから。
2011/11/23(水) 22:03 | URL | さわやか風太郎 #-[ 編集]
いつも楽しそうでうらやましいです
RAYさん達のお仲間は、いつも本当に楽しそうですね。

二日目のレポートが楽しみです。

将棋の話題からそれますが、ジミー・ペイジのファンなんですね。
私はクラプトン派です。

私の「裏」ブログがあります。

http://ameblo.jp/brian-wilson/

こちらもよろしく<(_ _)>

永世14級 ぶり

2011/11/23(水) 21:03 | URL | ぶりちゃん #EWjnz5Nk[ 編集]
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