指導対局自戦記
 駒落ちならプロにも勝てる!   はずなんだけどなぁ・・・

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第百六十八局 中倉彰子初段戦

1月13日は今年最初のジョナ研でした。
その前、1月8日の大野教室でWさんが「あっこ先生からの年賀状に13日のサロンへ来てくださいって書いてあったんですよ。直々のお誘いなので指導対局を指してからジョナ研に行きます。」と言っていました。
わたしも飛車落ち卒業扇子にあっこ先生のサインを頂くことが今年の目標の一つだったので、「Wさんが行くのならわたしも行きます。」
ということで、13日に芝浦サロンへお邪魔してきました。

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1時を少し回った頃にサロンへ到着。
受付には美夏先生が。
新年のご挨拶をして受付を済ませます。
美夏先生の前にあるピンクの箱はお年玉プレゼントのくじが入っている箱です。

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くじを引いて吉野家のコップを貰いました。

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新しくなったLPSA扇子。
扇子というと白地に墨黒が定番です。
新LPSA扇子は紫の文字。
優しい感じがして良いですね。

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先に来ていたWさんがあっこ先生を独り占めして指導を受けていました。

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Wさんの隣の席に着いてあっこ先生に新年のご挨拶。
「まだ棋譜のアップの許可は出していないんですか?」
「そうですね。それに許可をしたとしてもわたしの将棋を観たい人なんていないでしょう?」
「いやいや、そんなことないですよ。あっこ先生は人気があるんですから、観たい人は大勢いると思いますよ。」
「そうですか?なら考えておきますね。」
結局棋譜の紹介の許可は下りませんでした。
なので今回も局面図で紹介します。

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扇子サイン勝負をお願いして指導対局開始。

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オープニングは最近の大野先生と同じ、下手に飛車先を切らせる指し方でした。

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27手目、あっこ先生が角の転換を図って△3一角と引いたところです。
角交換を迫って▲9七角が第一感でした。
しかし▲9七角に△6四歩と交換を拒否されて、△9五歩と苛められては面白くありません。
そこで一旦▲7七角と上がりました。
あっこ先生は角の活用で△6四角。
4六の歩が浮いているので▲4七銀と守り、角を引けるように△7四歩と突いたところで▲8六角とぶつけました。

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△8二角と引いたら▲2二歩の予定です。
△8二角▲2二歩に△同金は当然▲3一角成なので、▲2二歩には△6四歩でしょう。
それなら▲2一歩成とと金を作って、▲1一とから▲2七香や、▲3一と△同金▲2三飛成などを狙います。
角交換を避けると▲2二歩から手を作れそうなので、△8六同角か△7七銀▲6四角△同歩(もしくは△同銀)の進行を予想していました。
しかしここからのあっこ先生の指し回しは見事で、下手の狙いをスルッとかわす、上手らしい手順でした。
ここであっこ先生は△5五角。
△5五角は銀で角を苛められるので無いと思っていました。
△9九角成とはさせられないので▲7七銀と上がります。
そこで△8四歩。

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▲5六歩△8五歩▲5四歩△8六歩▲同歩と角交換になると思っていましたが、ここで▲5六歩には△8二角と引かれることに気付きました。
▲5六歩△8二角に狙いの▲2二歩は△8五歩があります。
流石に▲2一歩成△8六歩と角損しては、と金が出来ても拙いですよね。
▲5六歩が駄目にので▲6六銀と出ました。
読み筋は▲6六銀△8二角に▲7五歩から玉頭を圧迫していく事です。
実戦は▲6六銀に角を引かずに△8五歩。
えぇっ!角を引かないんですか!
だったら当然角を取りますよね。
でも▲5五銀△8六歩は銀取りが残ってしまうので▲6六銀と引く事になりますが、△8七歩成とと金を作られてしまいます。
玉頭にと金を作られては拙いし、かといって▲8六歩と払えば△5五歩で銀損です。
そうかぁ~、なるほど~(あっこ先生風)。
仕方なく▲7七角と引きましたが、あっこ先生は悠々と△8二角と引き上げていきました。
角交換もしくは▲2二歩から手を作る事が出来ると思っていましたが、あっこ先生にいいようにあしらわれてしまいました。
この△3一角からの13手の応酬は棋譜再生で紹介したくなる、あっこ先生の上手らしい見事な指し回しだと思いました。
▲8六角とぶつけた時にあっこ先生は小考していました。
困っているんだろうと思いましたが、角交換後にと金が出来る事まで読んでいたんですね。
あっこ先生強し!

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少し進んで、図はあっこ先生が角筋を生かして3筋・4筋から攻めて銀桂交換になったところです。
ここでは形勢を損ねたと思っていました。
次に△3六歩と叩かれてはしびれてしまいます。
なので▲5五歩と角筋を止めました。
そこで堂々と△5五同歩と取られていたら困っていました。
▲4五桂△3二金▲3三歩△2二金▲5三歩と攻めるつもりでした。
△4一銀と引いてくれれば▲4三歩成ですが、△5三同銀右▲同桂成△同角と面倒を見られると、歩切れで銀一枚では攻めが切らされてしまいます。
実戦の進行は▲5五歩に△8六歩▲7八金△8七歩成▲同金に△8六歩と叩いてきました。
▲8六同角は△3六歩から△5五角で飛車香両取りです。
▲8八金と引いては△8七銀と俗手で攻められて拙そうです。
攻め潰されたらしょうがないと開き直って▲8六同金と取りました。
あっこ先生はさらに△8五歩。
ここでも引いていてはジリ貧になると思い、強く▲同金と取りました。
自玉は金銀がバラバラで危険極まりないのですが、上手玉も壁で狭いうえに金を呼び込んだので、駒が入れば楽しみも出て来そうです。
あっこ先生は多分どこかで金を引くと思っていたのでしょう。
叩かれても▲同金▲同金と、金が自玉頭を目指してズンズン進んで来たので焦ったのだと思います。

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金の進出にあっこ先生の方から角をぶつけて捌いて来ました。
図は5五で角交換が行なわれた所です。
わたしは▲4五桂を狙いにして▲5三歩と叩きました。
しかし、折角壁になっているところに手を付けたのは良くなかったかもしれません。
▲9五歩△同歩▲9二歩△同香▲8四桂と端を攻めて、玉を危険地帯に誘き寄せるべきでした。
実戦は▲5三歩△同銀左▲5二歩△同金としてから▲7四金と出て、▲8三角を決めてから金駒を入手すべく▲4五桂と打つつもりでした。
しかし、▲7四金と出た手に対し△6一玉と早逃げされて読みが甘かったと後悔。
壁形に手を付けてしまった為に玉の逃げ道を作ってしまっていました。

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わたしが▲4五桂と両取りに打った手に対して、あっこ先生が△5六角と両取りで返した局面です。
一見うまそうですが、この手は疑問手だったかもしれません。
始めは▲8三角と王手で金にヒモをつけようと思いました。
▲8三角△7二銀▲同角成△同玉▲8三銀△6一玉▲3三桂成で打った角を空振りに終わらせるとの読み。
しかし、角を渡したので△3九角から馬を作られて危険そうです。
そこで考えたのがと金を作ってからの挟撃。
シンプルに▲3三桂成として△7四角に▲4三歩成。
これで▲2三飛成も残って攻めは繋がりそうです。

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と金を作ってから▲8二金と縛った手に、6二の銀を△7一銀と引いたところです。
下手が勝っているとは思うのですが、自玉も薄いので、決め損なうと一気に寄せられてしまいそうです。
▲8四角△8二銀▲5一角成△7二玉は8二の銀が守りに利いて来て凌がれてしまいそうです。
▲7五角△8二銀▲5三角成も7二から8三と逃げられてしまいそう。
▲3四角△7二銀▲5三との開き王手も、やはり△7二玉ですね。
やはり金を取らせては拙そうなので、▲7一同金△同玉▲5三とと進めました。

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お互い守りの駒を剥がし合って迎えた最終盤。
▲5一飛成から詰みがありそうです。
実戦はここから△5四歩▲6五飛と飛車の筋を変えさせて△5七金の詰めろ。
しかしこれがあっこ先生うっかりの大悪手。
わたしは「あっこ先生、それは…」と呟いて…

102
まで、102手で下手の勝ち。
急転直下の終局となりました。
▲5三角△6二金▲同角成△同玉として、▲5三金に△同玉なら▲6四銀から詰み。
▲5三金に△7一玉と逃げられると詰みがあるかどうか…、と考えていたところで△5三金と打たれました。
詰めろか…。さて玉を引かれても詰むのかな…と読みを進めようとしたところで、『あれっ?王手で抜けるよ』と気付きました。
あっこ先生は「あぁっ、いけない!負けました。」

あっこ先生は▲5三角から詰まされるつもりで、確認せずに形作りで詰めろを掛けたようです。
詰みを読み切っていたら詰ましに行ったかも知れません。
でも変化があって詰むかどうかわからない状態だったので、詰みを読まずに安易に角を打ってしまいました。
難しい詰みより易しい必死といいますが、難しい詰みより易しい安全勝ちを選んでしまいました。
社団戦なら無理せずに安全勝ちでいいのですが、指導対局でこの勝ち方は後味があまり良くないですね。

それにしても33手目の△5五角からの構想は流石でした。
やんちゃな下手を掌の上で遊ばせているような、上手の懐の広さを見せ付けられました。

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Wさんとわたしの二面指しでの指導対局の途中に会員が来て四面指しになっていました。

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指導対局が終わってから、少しあっこ先生を撮らせて頂きました。
変わらずにお綺麗ですね。

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あっこ先生は詰め将棋と必至のプリントを配っていました。
右下にしっかりと次回担当の日が書かれています。
「宿題です。問題を解いて次回に答え合わせをしましょう。」
しっかり者のあっこ先生は営業活動にも抜かりありません。

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飛車落ち卒業扇子にサインを頂きました。
空いているセンターにサインを頂けば無事コンプリート。
最強のボスキャラ『たいふー』が待ち受けているので、コンプリートはいつになることやら…

あっこ先生、ありがとうございました。
プロの技を堪能させて頂きました。
これで飛車落ち卒業です。
次回からは角落ちで挑ませて頂きます。
またよろしくおねがいします。
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第百三十九局 中倉彰子初段戦

2月5日の金曜サロン1部の様子です。

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まずは植山先生にご挨拶。
3日前の棋王戦予選、対中尾敏之五段戦に勝って、ごきげんの植山先生です(笑)。
次は2月10日の竜王戦、対飯野健二七段戦です。
がんばってください。

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幻冬舎版のどうぶつしょうぎがディスプレイされていました。
盤は見たことがあるのですが、ルールブックは始めて見ました。
かわいらしくて良いですねぇ。

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1部担当はあっこ先生です。
四面指しでの指導対局です。

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Wさんは自分の盛り上げ駒を持ってきて、指導対局に使っています。
かおりん先生が「この駒が欲しい。」とWさんに言うので、「タイトルを取ったらプレゼントします。」との約束をしています。
その約束の話をあっこ先生に話すと、「じゃぁ、わたしは誕生日が来たら貰うというのはどう?」
「なんですか、それは(笑)。必ずプレゼントすることになっちゃうじゃないですか(笑)。」とWさん。
あっこ先生もタイトルを取ったら、Wさんは喜んでプレゼントすると思いますよ。
なんといっても、Wさんのファンランキング1位(多分(笑))なんですから。

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少女らしさを残す笑顔も魅力的ですが、キリッとした大人の女性の雰囲気も素敵です。

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あっこ先生は事情により棋譜の紹介が出来ませんが、局面図を載せる事は許可して頂いているので見てください。

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わたしの▲5二銀に対して、3六に居た飛車先を止めようと△3五歩▲同飛に△3四銀と打ったところです。
二枚換えをするつもりで仕掛けたので、飛車は取らせるつもりでした。
▲3四同飛△同金▲4一銀成だと角取りの先手なので△6四角でしょうか。
手番は握れるのですが、△3九飛▲6八玉△2九飛成と桂馬を取られると、△3七角成と馬まで作られそうです。
その順が嫌だったので、本譜は▲4一銀成△3五銀▲3一成銀と角を取る順を選びました。
居玉のまま攻めたので、王手で飛車を下ろされて危ない形でしたが、駒得を活かして攻め合って、なんとか勝つ事が出来ました。

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その後も指導対局は続きます。
この日も多くの会員で賑わっていて、植山先生は手合いを付けるのに苦労しています。
お客さんが来なくて暇を持て余す事を考えれば、嬉しい悲鳴で贅沢な悩みですね。
それでも見事に手合いを付けて捌いていくので、最近は『捌きのアーティスト』と呼ばれています(笑)。
大盤解説をする時間が無く、時間いっぱいまであっこ先生は指導対局をこなしました。

あっこ先生、ありがとうございました。
またよろしくおねがいします。
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